針治療と病院
針治療は東洋医学の流れをくむものです。
そのため通常の西洋医学による治療を行う病院では針治療を行っているところはありません。
しかし、最近では針治療の効果が認められてきましたから、病院で西洋医学と東洋医学を組み合わせた治療が試みられているケースもあるようです。
腰痛や肩こり、ぎっくり腰などのような神経の異常による痛みに対しては、西洋医学は治療法を見出すことができないでいるのです。
そのために針治療の効果が期待されると言うことです。
針治療は世界的にも認められた治療法と考えていいようです。
多くの人が針治療の方法を学んでいるのです。
針治療を行うためには、人の体の仕組みを知ることから始めなければなりません。
体中に張り巡らされた血管とリンパ腺、そして神経系が生命の源なのです。
私たちの体の中の血液の流れが正常であれば、痛みを感じることなく健康でいられます。
しかし、そのバランスが崩れることによって、血行が悪くなると痛みを感じてしまうのです。
針を刺すことによって局所的に血行を促進することができると考えられています。
つまり針治療は人の体の本来の機能を取り戻させることを目的としているのです。
それに対して西洋医学のアプローチは全く異なっています。
癌などの治療には西洋医学が必要ですが、抗癌剤の副作用に対しては針治療が効果を上げると言うケースがあるのです。
健康を維持していくことが大切なのですが、どうしても病気になってしまうことはあるのです。
その時に針治療を考えてみませんか。